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ト リ ル  


ここはこの大陸でも一番大きな町『イイリナ』。

イイリナは毎日が平和で、いつも皆が仲良く暮らしています。
その町には『リシア』という少女と『ダスティーミラー』と
いうお爺さんが住んでいました。

リシアは歌が大好きな明るくて活発な女の子で
ダスティーミラーは機械を作る仕事をしていて
いつもリシアを見守っている優しいお爺さんです。

リシアの歌の上手さは町でも有名で町民の前で歌う
こともよくありました。

ダスティーミラーはリシアの歌を聴きながら仕事をするのが楽しみで
リシアもまた歌を唄いながらダスティーミラーの仕事を見守るのが
楽しみでした。
それほど仲の良い二人でした。

そんなある日、平和な町に突如謎の機械軍団が現れます。
機械たちは町中にペンキを撒き散らして去っていきました。
これだけならまだ可愛いイタズラのように思えましたが
なんとそのペンキは『消すことができない』というとんでもない代物でした。

毎日のようにペンキを撒き散らす機械たち
町民たちは一致団結して機会軍団に立ち向かいました。
しかし、ペンキと同じようにその機械たちは何をしても
『壊すことができませんでした』


困り果てた町長はダスティーミラーに相談しました。

町長
「あのペンキを消す方法をなんとか見つけてくれませんかな?」
町長
「このままでは町がペンキで埋め尽くされてしまう・・・。」

ダスティーミラー
「ふぅむ、分かりました。何か方法を探してみましょう。」

ダスティーミラーは研究の結果、機会とペンキに特殊なバリアが
張られていることを発見しました。

特殊な音波で構成されているバリアを相殺させる音波を開発することに
成功したダスティーミラーはその音波を声に乗せて発生させる機械も
同時に作り上げました。

ダスティーミラー
「リシア、この機械を使ってあの機械たちを追い払ってくれないかい?」

リシア
「えぇ!?私がやるの?」

ダスティーミラー
「うむ、透き通ったお前の美しい歌声ならこの音波をうまく
運んでくれるはずなんじゃ。」

リシア
「う〜ん、そこまで褒められたら期待に副えないとね!」

リシア
「分かったよ、おじいちゃん!私に任せて!」

ダスティーミラー
「大変だが町の為に頑張っておくれよ、リシア。」
ダスティーミラー
「敵のバリアは3種類あるんじゃ、それぞれを相殺する音波を作っておる。
それぞれお前の得意な3曲の歌に反応するように作っておるから
お前は状況に合わせてそれぞれの歌を唄えば良い。」

リシア
「私は歌を唄えば良いだけなんだね。」

ダスティーミラー
「うむ、そうじゃ。しかしなそれぞれのバリアに適した歌をぶつけないと
どんな変化があるかはワシですら分からん。くれぐれも気をつけるように  な。」

リシア
「ん〜、とにかく間違えた歌を唄ったらダメなんだね。」
リシア
「それじゃあ、おじいちゃん、いってきま〜す。」

 
 
 
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